ご祖母様の指輪をリフォーム



指輪のフル・リフォーム例をご紹介します。


ご祖母様さまから引き継がれたV字型の指輪。大きなダイヤモンドにサイドストーンが2つ入って素敵なのですが、ご本人はデザインが古く、普段使いしづらく感じるそう。

「お友だちの指輪と似たようなデザインにしたい」というお客様のご希望にあわせて、谷口宝石のジュエリー職人がリフォームさせて頂きました。


今回はお客様が持ち込まれたイメージ写真を見本に制作します。

デザインは3本の流れるような華奢なラインが美しい、繊細な指輪。このカタチをベースに、大きめのダイヤモンドは中央に、2つのサイドストーンを右上のラインに並べて配置します。

元の指輪とはまったく別のデザインのため、ダイヤモンドを外し、地金をまるごと溶かして、一から作り直す【フル・リフォーム】で制作します。




【1】指輪からダイヤモンドを外し、地金に火を入れてを溶かします。プラチナが溶ける温度はなんと約1,770度。ものすごい熱を発しますので肉眼で見ることはできません。専用のゴーグルをつけて行います。

2】一度、溶かして塊になったプラチナを専用の工具で板状に伸ばします。ハンマーで叩いて鍛え直して、土台となる指輪のカタチを作ります。

3~5】リフォーム後のデザインにあわせて専用の糸鋸で指輪に切れ目を入れてラインをつくります。磨いてラインのカタチをきれいにします。

【6】ラインを見本のデザインのカタチに整えます。

7~8】石留めのホールを作り、ダイヤモンドをセットして完成です。


谷口宝石にご来店いただいたことがあるお客様ならご存知かと思いますが、当店のジュエリー職人のティムはお店のエントランスに設置したブースの中で作業しております。

金やプラチナを溶かす作業もそこで行っておりますので、タイミングがあえば、貴金属を溶かす珍しい工程を見学することもできますよ。大変危険な作業のため、ブースから少し距離をとって覗いてみてくださいね。


V字型のしっかりしたデザインの指輪でしたが、職人の手を経て、今風の華奢なデザインの指輪に生まれ変わりました。プラチナの地金・ダイヤモンドともに元の指輪の分量で賄えたため、追加の材料費も発生せず、「加工費のみ」の大変リーズナブルなリフォームとなりましたので、価格面でもお客様にご満足いただけたのではないかと思います。

Y様、この度は指輪のリフォームを谷口宝石にご依頼頂き、ありがとうございました。


ジュエリーのデザインには流行り廃りがあります。

使わなくなったジュエリーを売って新しいものを買われる方が多いと思いますが、金やプラチナ、宝石はリフォームという方法で全く別のカタチに変わることが可能です。


新しいジュエリーを買うよりも「古いものをもとに新しいものを作る」方が安くすむ場合もありますので、興味がございましたらお気軽に谷口宝石までご相談くださいませ。


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