2021年も年の暮れが近づいてまいりました。今年最後にご紹介するリフォームは、お母様から娘さん二人へ贈るプレゼントジュエリーのリフォーム です。
お持ちになったのは、ルビーが埋め込まれた指輪2点と、その他使わなくなったジュエリー数点。
お客様が使ってこられたジュエリーを使って、お嬢様2人にペンダントを作ってプレゼントしたい とご相談をいただきました。
プラチナ地金の指輪には、綺麗なお色のルビーが4石。真珠の指輪には小さめのルビーが3石、その他のジュエリーには小さめのダイヤモンドやエメラルドが埋め込まれています。
お客様からは『ルビーをメインに、他の宝石も使ってプラチナの地金でペンダントトップを作りたい』とご希望をいただき、まずはジュエリー職人が8パターンのデザインを製作しました。
スタンダードなデザインからユニークなものまで、同じ素材でもデザイン次第で全く違う雰囲気のジュエリーになりますね。
デザイン案の中から 最終的にお客様が選ばれたデザインが枠線の2つ。
二人のお嬢様のうち、お姉さんにはすっきりとしたスクエア枠のペンダントトップを、妹さんには楕円形のフェミニンなペンダントトップをリフォームでお作りすることになりました。姉妹でお揃い感 を出すため、楕円デザインの下についた真珠のチャームはなしの方向で進めます。
製作工程はこんな感じ。まずはベースとなる土台の枠を製作、少しずつ削って形を整えながら、宝石を埋め込み、さらに繊細なラインへと整えていきます。
谷口宝石で行っている【鍛造製法】は比較的重厚感のあるジュエリーに向いた製法。「型」を使わず、職人がすべてを手作業で行います。
そのため、今回のような華奢で繊細なデザインの製作は難易度が高いのですが、鍛造製法でつくることで 繊細ながらも歪みや変形に強いしっかりとしたジュエリー に仕上げることができるんですよ。
完成したペンダントがこちらです。
スクエアのデザインは直線的でクールな雰囲気、オーバルは繊細な柔らかい雰囲気のジュエリーに仕上がりました♪
プラチナとルビー、ダイヤモンドの組み合わせも素敵ですね。
お客様、この度は谷口宝石に大切なジュエリーのリフォームをご依頼頂き、本当にありがとうございました。
お嬢様方も気に入ってくださることをスタッフ一同、祈っております。
今回は、ご自分が使われていたジュエリーをリフォームしてお嬢様方にプレゼントしたい とご希望をいただき、谷口宝石でリフォームさせて頂きました。
ジュエリーのデザインには流行り廃りがありますが、素材である宝石や金、プラチナは古びることなく、永遠に美しく輝きます。
もし、使わなくなって引き出しで眠ったままになっているジュエリーがありましたら、今回のお客様のように、お子様の記念日や節目の年にリフォームをしてプレゼント されるのはいかがでしょうか。お母様、お父様がずっと身に着けていらっしゃったジュエリー、きっとお子様方の人生を力強く見守ってくれる「お守りジュエリー」になりますよ。
デザインや予算など、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
今年も多くのお客様に谷口宝石のリフォーム、オーダーメイドをご利用頂き、本当にありがとうございました。リフォームを通じて、使い道がなく眠っていたたくさんのジュエリーたちが再び輝きを放つお手伝いをすることができ、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
2022年も谷口宝石をご愛顧のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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