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パライバトルマリンのペンダントトップを指輪にリフォーム


珍しい宝石のペンダントトップを指輪にリフォームさせて頂きましたのでご紹介します。


前面に埋め込まれた水色の石。一見、アクアマリンのように見えますが、実は パライバトルマリン という大変貴重な宝石です。ブラジル・パライバ地方で発掘されたターコイズ・ブルーの宝石で、その希少性から「幻の宝石」とも呼ばれているんですよ。

谷口宝石社長もその資産性の高さに注目 する、今人気のカラーストーンです。



ジュエリーや資産として、ご購入されるお客様は谷口宝石でも多いのですが、リフォームでお持ちになったお客様は初めてのこと。お客様、この度は貴重な宝石のリフォームを谷口宝石にご依頼頂き、本当にありがとうございます。

お客様がお持ちになったのは、リボン型の素敵なデザインのペンダントトップです。パライバトルマリンの他、こちらも 超レア宝石として人気のパパラチアサファイア とダイヤモンドもたくさん埋め込まれています。


元のデザインを活かして指輪にリフォームしていきますが、今回はなんと、お客様がご自分で描かれた素敵なデザイン画 をお持ちくださいました…!


もともと絵を描くのがお好きだそうで、細部まで描きこんであり、スタッフだけでなく職人もびっくりするほどの出来栄えです。


お客様が描いて来られたデザインは2案。

リボンの土台となるリングの部分がシンプルなタイプと、メレダイヤがたくさん入った華やかなタイプ。職人に技術的な面を確認しつつ、今回は指輪のアームの部分にメレダイヤをたくさん埋め込んだ、華やかなタイプで制作することになりました。


お客様のデザイン画をもとに、職人がリフォーム用の図面を描き起こします。


元のリボンのペンダントトップは、実は18金ホワイトゴールド製。しかし、ホワイトゴールドは非常に硬くて柔軟性がなく、手作業でつくる鍛造製法にはあまり向いていません。


そこで、今回は 加工しやすいプラチナを使って 土台の指輪を制作させて頂きました。別パーツとして指輪を制作し、最後にリボンの部分と組み合わせます。


さて、こちらが完成した指輪です。

お客様の描かれたデザイン通り…! リボンのデザインとメレダイヤを埋め込んだアームの部分がよく合っていますね。お客様にも仕上がりを大変喜んで頂きましたよ。


今回は、ホワイトゴールドのジュエリーにプラチナの素材を合わせてリフォームをしました。鍛造製法に向いていない という理由のほかに、実はもうひとつ、プラチナの方が良い理由 があります。


ホワイトゴールドは、もともと 金に銀やパラジウムを混ぜた合金。元の地金は薄いクリーム色のような色をしており、最後にロジウムという金属でメッキ をかけて、プラチナような美しい白銀色に仕上げています。


ですが 使う頻度や経年劣化 によって、ロジウムメッキが剥がれ、元のクリーム色の地金が露出してしまうことがあります。再メッキ加工をすれば綺麗な白銀色に戻りますが、長く使うためには、メッキがはがれるたびに 再メッキ加工のメンテナンスが必要 になります

つまり、ホワイトゴールドはお手入れにちょっと手間がかかるジュエリーなのです。


一方、プラチナの白銀色は 地金そのものの色。温泉などでも変色しにくく、傷や変形にも強いので、ご自分でお手入れするだけでも綺麗な状態を保つことが可能です。


メンテナンスのしやすさ、劣化のにしくさ という点からも、オーダーメイドやリフォームで使う地金には、ホワイトゴールドよりもプラチナがおすすめ です。

リフォームするときの参考になさってくださいね。


谷口宝石ではパライバトルマリンのルースやジュエリーも取り扱っています。資産家たちの間でも人気の貴重な宝石、ご興味がありましたらお気軽にご相談くださいませ。ご予算にあうものを谷口宝石社長が張り切ってお探し致します!


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